- 「一文一義とは何だろう?」
- 「伝わる文章を書きたい(Webライティングスキルを上げたい)」
この記事は、そんなあなたの悩みや疑問をすっきり解決いたします。
一文一義は1つの文章に1つの意味を書くことです。初心者でも、これを意識するだけでライティングの腕前がみるみる上達します。
「一文一義」伝わる文章を書くための3つのポイントがこちら
- できるだけ短く簡潔にする
- 文章は短ければ短いほど読みやい→スッと頭に入る。結果、読み手ファーストに繋がる
- 1つの文章にダラダラといくつもの意味を書くと非常に読みづらく理解されにくい
この記事ではライティングの基礎知識、一文一義を例文を交えてわかりやすく解説していきます。
この記事を最後まで読めば一文一義とは何なのか、伝わる文章を書くための答えがわかります。ライティングのスキルアップをしたい方必読の情報です。それでは、早速見ていきましょう。
一文一義とは?「1つの文章に1つの意味を書くこと」
一文一義は前述したように、1つの文章に1つの意味を書くことです。具体的には1つの意味を1つの文章として句点(くてん)「。」で区切ります。
これを意識するだけです。たったそれだけで、ライティングの腕前が見違えるように上達します。
「一文」と「一義」に分解すると意味がわかりやすいです。
- 「一文」→1つの文
- 「一義」→1つの意味
つまり「一文一義=1つの文に1つの意味」ということ。
長い文章だと「何を伝えたい文章なのだろう」
と、読み手に伝わらない時があります。
できる限り読み手ファーストの文章で書くことを心掛ける。それが上達のポイントです。
短く簡潔な文章を常に意識する。それが結果として読み手ファーストの文章になるわけです。
「一文一義の例文」伝わる文章を書くためのポイント

実際に例文を見た方がわかりやすいので、例文をお見せします。
その前に一文一義を書くための3つのポイント、そしてデメリットがこちらです。
- できるだけ短く簡潔にする
- 文章は短ければ短いほど読みやすくなる→頭にスッと入る。結果読み手ファーストに繋がる
- 1つの文章にダラダラといくつもの意味を書くと非常に読みづらく理解されにくい
「一文一義」デメリット
- 全てを一文一義にすると単調な文になりやすい
【改善策】⇒ 一文二義も織り交ぜることで、読み手にとって読みやすい文章になる。一文ニ義とは1つの文章に2つの意味を入れるということです。
3つのポイントとデメリットを簡単にまとめます。
一文一義のポイントはできるだけ短く簡潔にすること。たまに一文ニ義にすること。
これが読者ファーストの文章にするためのコツです。
このポイントを抑えて伝わりやすい文章を書いてみましょう。
それでは例文を見ていきます。
まずは長い文章。
複数の意味を読点(とうてん)「、」で区切っているだけですから、読み手からしたら理解が難しく読むだけでストレスが溜まってしまいます。
例文①
≪長い文章≫
「今週の休みは家族とお出かけで、子供を連れて遊園地に行く予定ですが、でも雨が降るなら延期になるので、雨が降らなければいいのですが。」
これを一文一義にするだけで読み手は理解しやすくなります。
例文①
≪一文一義≫
「今週の休みは家族とお出かけ。子供を連れて遊園地に行く予定です。でも、雨が降るなら来週に延期になります。雨が降らなければいいのですが。」
他の例文にいくまえに、ここでもう1つポイントを。
ダラダラとした長文を区切るポイントとしては、読点「、」や接続詞。これが区切る箇所の目安になります。長文は「~ですし、」などと句点「。」にせず接続詞でつなげてますね。
接続詞
- 「〜ですが、」
- 「〜なので、」
- 「〜ですし、」
ポイントを踏まえたところで、例文②です。
読点「、」や接続詞でつなげている箇所を区切ることで各段に見やすくなっているのが一目瞭然です。
例文②
≪長い文章≫
「先日映画館に行きましたが、アクション映画とファンタジー映画どっちを観るか迷いましたが、結局アクション映画にしましたし、迫力満点で最高でしたので、また観に行きたいです。」
一文一義でスッキリした文章になりました。
≪一文一義≫
「先日、映画館に行きました。アクション映画とファンタジー映画、どっちを観るか迷いました。結局アクション映画にしましたが、迫力満点で最高でした。また観に行きたいです。」
ただし、全ての読点「、」が一文一義として区切る箇所ではないのでそこだけ気を付けましょう。
句読点の正しい使い方についてわかりやすく解説した記事があります。「句読点の正しい使い方。ポイントを理解しよう」も合わせてご覧下さい。
「一文一義」は文章だけではない

文章と同じように、日常会話でも思ったことを伝えたり説明するのが苦手という人がいます。
その場合も一文一義を意識することでスッキリ伝わりやすくなります。
一文一義は文章だけではないのです。
普段から一文一義を意識することで、コミュニケーションも円滑に回ることでしょう。
まとめ
まとめです。
今回はスッと頭に入る伝わる文章を書くコツということで、一文一義を解説しました。
一文を出来るだけ短く簡潔に。これを意識するだけでライティング能力が飛躍的にアップします。
日頃のメールやSNS。ライティングに是非、お役に立てください。
他に伝わる文章を書くコツで「主語とねじれの改善」や「PREP法」があります。
こちらも読み手に理解してもらい、時には行動してもらうための土台作りになる文章術ですので必読です。
最後までありがとうございました。


今回の記事は以上です!
ありがとうございました。
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