- リンクをむやみやたらに貼ると、リンクジュースが流れるの?
- nofollow付けた方がいいんだよね?
- 発リンクにSEO効果があるって本当?!
この記事はこのような疑問や悩みを解決します!おまかせください
リンクフリー(Link Free)は、Webサイト運営者が他サイトに向けて「自由にリンクしてもいいですよ」という意思表示をするものです。
「当ブログはリンクフリーです」このように使います。
結論、リンクフリーは自然な被リンクを獲得するためにブログに設置すべきです。
自作自演ではない、自然な被リンクを獲得することでブログの評価アップにつながります。
さかのぼること20年ほど前。インターネットが普及しだした2000年前後です。
当時、サイト運営者達の間で「リンクをするのに許可が必要だ」という考えが広がっていきました。そんな中「本来Webサイトは情報を共有するものだ」「リンクは自由であるべきだ」という考えのサイト運営者も現れました。
そこで生まれたのがリンクフリーという考え方です。
例えば、あなたのブログにリンクを貼りたい人がいるとしましょう。
リンクフリーを宣言していないと、遠慮して貼りたいのに貼れないということにもなりかねません。これでは機会損失です。
対面だと表情や仕草などで、ある程度相手に意思が伝わります。これを非言語コミュニケーションと言います。
【非言語コミュニケーションとは?】
セールスマンのテクニック用語として有名なのが非言語(表情や仕草・雰囲気)コミュニケーション。相手が受ける非言語の印象が75%ほどを占めるというものです。
会話の内容、ブログで言うところの文章は25%にすぎません。(10%以下とも言われる)
参考 : 非言語コミュニケーション | ウィキペディア
対面のコミュニケーションはこのように非言語がいかに大事かということですが、ライティングは文章や画像、デザインが読み手に与える印象に直結します。
ブログにおけるコミュニケーションのうちの大半を占めるのが文章なのです。
伝えたいことはしっかり、文章で伝えないと相手に伝わりません。そのような理由でブログにリンクフリーを宣言することは意味があることと言えるのです。
ブログにリンクフリーを宣言することで、自然な被リンク獲得を得られる可能性がグッと高まります。
今回はこの地味なようでわりと大事な考え方、リンクフリーについて解説したいと思います。
リンクフリーとは?

リンクフリーは、Webサイト運営者が他サイトに向けて「自由にリンクしてもらっていいですよ」という意思表示をするものです。「当ブログはリンクフリーです」このように使います。
対面のコミュニケーションでは話す内容より、非言語(仕草や雰囲気・話し方)が相手に与える印象が強いと言われます。10%以下が言語で、90%が非言語と言われることもあります。
- 言語…25%
- 非言語…75%
参考 : 非言語コミュニケーション | ウィキペディア
ブログは対面のコミュニケーションと違い、文章や画像が読み手の印象に直結します。
もちろん、リンクフリー宣言をしたところでたいして成果につながらない可能性もあります。しかしリンクフリーをすることによるマイナス面は何1つありません。
そのことから、文面でしっかりリンクフリーを主張することは意味のあることと言えるのです。
海外では通じない
リンクフリーは、和製英語なので海外では通じません。
ソフトクリーム、テイクアウトと同じようにリンクフリー「Link Free」も日本で作られた造語なのです。
参考 : リンクフリー | ウィキペディア
本来Webサイトは情報を公開して共有するものです。リンクするのに許可は必要ありません。
海外ではその考えの元、リンクするのに許可が必要ないという考えが根付いています。
日本ではその逆で「リンクをするには許可を取る必要がある」という考えの方が浸透したという経緯があります。
リンクフリーが浸透した背景
2000年前後、相互リンクがSEOで有効と行われていた頃です。
リンクをする前にリンク先の運営者から許可を得てからリンクを貼るという考え方やマナーが浸透していきました。そのような経緯から「許可を得なくても自由にリンクしていいですよ」というリンクフリーの考え方が生まれたわけです。
リンクビルディング「被リンク獲得」

現在のSEOで大事な考え方のうちの1つに、リンクビルディングがあります。
「リンクビルディング=被リンク」を貰うことです。
被リンクを獲得することで記事やブログ全体の評価アップにつながります。
一番効果があると言われるのが、同じジャンルで権威があるメディアからの被リンク。
例えばWordPressテーマのSWELLをブログで紹介しているのであれば、SWELLの開発者サイトから被リンクを貰うことです。これが大きな効果へとつながります。
他にも知恵袋などからのリンクもあります。
知恵袋は発リンクにnofollowが加えられているため意味がないという意見もありますが、経験上知恵袋からのリンクも質問内容と関連性があればある程度の効果がある感覚です。
ここで重要なのが、あくまでも自然な被リンクがベストということ。関連性のない相互リンクや被リンクの自作自演は絶対にNGです。
Googleには長年蓄積された膨大な個人データがあります。精度も年々改善されていることでしょう。
そのことから、アドセンスの自作自演クリックはすぐバレると言われます。個人を特定できないデータとは言え、ある程度のところまで把握できてしまうだろうということが予想できるわけです。
例えば紹介するアフィリエイト商品のメーカーに「被リンク下さい」と営業をかける。これなら有効な手段ですが、やはり自作自演はNG。ブログの信用や評価を落とさないためにもこれだけはしっかり守るべきルールと言えます。
低品質なリンクを構築するサイトの評価を落とす目的のGoogleアップデートで「ペンギンアップデート」があります。こちらについて詳しく解説した関連記事がありますので、気になる方はそちらも要チェックです。
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無断リンクでも問題ない
続いて無断リンクについてまとめましょう。
「無断リンクお断り」このようなWebサイトをたまに見かけます。
無断リンクとはリンクフリーの対義語で、リンクを貼るときはサイト管理者の許可を取る必要があるということです。
結論、このリンクを無断で貼ることに著作権的な問題は一切ありません。
Q12 無断でリンクを張ることは著作権侵害となるでしょうか。
A12 リンクとはホームページをほかのホームページに結び付ける機能をいい、ホームページに飛び先を書き込んで、それをクリックするだけで目指すホームページにジャンプできるようにすることを「リンクを張る」という言い方をします。リンクを張ることにより、他人のホームページにある著作物に容易にアクセスすることができるだけに著作権侵害とはならないかが問題となります。
結論を先にいえば、リンクを張ることは、単に別のホームページに行けること、そしてそのホームページの中にある情報にたどり着けることを指示するに止まり、その情報をみずから複製したり送信したりするわけではないので、著作権侵害とはならないというべきでしょう。
引用 : デジタル・ネットワーク社会と著作権 | 公益社団法人著作権情報センター CRIC
Webの仕組みを作った人、ティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)はこう言っています。
There is no reason to have to ask before making a link to another site (リンクを貼るのに許可を取る必要はありません)
引用 : Links and Law: Myths | w3.org
このことから、無断リンクを貼ることに問題はないと言えます。
むしろWebサイトはリンクを貼ることで発展してきたコンテンツですから、関連性があれば内部リンク含めて積極的に貼った方がいいのです。
実は被リンクだけでなく、関連性のある適切な発リンクはSEOの効果があると言われています。
また、他のサイトのコンテンツの一部を使う場合は、無断でリンクを貼るとしても引用ルールに従う、直リンクをしないといった相手への配慮が必要と言えるでしょう。
相互リンクから引用に
一昔前は相互リンクという、お互いにリンクをしあってサイト評価を高めるという方法が一般的でした。
お互いに被リンクを獲得できるというものです。
リンクフリーや無断リンクお断りの考え方はその時に広まったのかもしれません。

10年ほど前は、相互リンクをするサイトで溢れてたね!
自分も当時持っていたサイトで相互リンク貼りまくってました。



最近はあまり聞かないけど、当時は相互リンク登録サイトが沢山あった印象。ブログ村も実際は相互リンク登録サイトなんだけど、今でもよく使われているね!
しかしそのような方法もGoogleアップデートで様変わりし、意味のない低品質な相互リンクは評価対象外になりました。あくまでも自然な被リンクが評価の対象です。
そのような経緯で今では相互リンクやただリンクを貼るという機会が減ってきました。引用または出典する時にリンクを貼る、今はそのようなパターンが増えているかと思います。



引用ルールをしっかり守ろう!
リンクフリーの条件
また、リンクフリーを宣言しているWebサイトでも条件をつけているところがあります。
- リンクフリー条件の例
- トップページのみ
- 専用バナーを使用
前の章「無断リンクでも問題ない」でふれましたが、このような条件を守らなかったところで著作権的な問題はありません。
しいて言うならマナーの問題です。マナー的な視点で見たら相手がダメと言っているのに、ダメなことをやる。これって良くないことですね。
引用はルールを守れば問題ありませんし、一次情報の根拠としてしっかり引用を示すことで情報に価値が生まれます。
とは言え、引用するのにそのサイトのリンク条件を確認することまではしないかと思います。
よく引用元として使うサイトがあれば、リンク条件があるのかないのか一度確認だけしておいた方がいいのかもしれません。
リンクジュースついて【発リンクするとSEO的にマイナスになる?】





リンクをむやみやたら貼ると、リンクジュースが流れるって本当?
発リンクにSEO効果もあるって聞いたんだけど、実際のところどうなの?



やっぱり、nofollowを付けた方がいいんだよね?
ブログを運営していると数々の疑問に直面します。そのうちの1つが、リンクジュース / Link Juiceです。
この章では「リンクをむやみやたら貼るとSEO的な評価ダウンにつながるのでは?」「nofollowをつけた方がいいのか」「発リンクのメリット・デメリット」という3つの疑問・悩みを解決します。
結論を言いますと、発リンクをしたところでそれがリンクジュースを受け渡す原因にはなりません。発リンクでリンクジュースが流れるという考えは一昔前のSEO対策の手法です。
むしろ、信頼性が高く関連性のあるWebサイトに適切な発リンクをすることで、SEO的な評価はプラスに働きます。その場合「nofollow」を付ける必要はありません。



今はむしろ発リンクをした方がいいって考え方なんだね!



もちろん発リンクより、自然な被リンクの方がSEO評価が高まるワン。
発リンクすることで間接的なSEO効果が見込めるよ!



最近のSEOでは、発リンクも積極的にした方がいいって考え方が主流みたいね。
発リンクをしたからといってリンクジュースが流れる原因にはならない。信頼度が高く、関連性があるリンク先に適切な発リンクをしよう。
リンクジュースとは?
Webサイトは被リンクを獲得することで、評価が高まっていきます。コップにジュースという評価が注がれてたまっていくいイメージです。この考えの元リンクジュースと言われています。
良質な自然被リンクが多いサイト=読者が求める情報がしっかりあるコンテンツということで、Googleは評価します。結果、SEO的な評価も上がるというわけです。
ちなみに被リンクの逆、こちらからリンクを貼ることを発リンクと言います。
- 「被リンク」リンクを貼ってもらうこと
- 「発リンク」こちらからリンクを貼ること
「nofollow」と「sponsored」
たしかにブログのドメインパワーを上げるには、被リンクを貰いリンクジュースをためるのが効果的です。
ですが、リンクジュースが流れないように全ての発リンクに「nofollow」といった数年前のSEO対策をするのは賢明ではありません。
記事と関連性がある信頼のおけるリンク先であれば「nofollow」はつけなくてOK。
逆に「nofollow」を付けるべきなのは、記事内容と関連性がなく信頼できないリンク先です。
また、新しいタグで「sponsored」があります。
これは広告やアフィリエイト用のタグです。
今まではアフィリエイトタグに「nofollow」を付けるのが正しい判断でしたが、アフィリエイトリンクには「sponsored」をつけるのが正解と言えます。
発リンク3つのメリット・デメリット
発リンクはデメリットばかりの印象ですが、実は多くのメリットがあります。
その反面デメリットもあるのでここでしっかり把握しておきましょう。
それぞれ3つのメリット・デメリットです。まずはメリットから。
発リンクのメリット
- 適切なリンクをすることでブログの信頼度が上がる
- 読者の利便性や満足度が上がる
- 間接的なSEO評価につながる可能性がある
「発リンクをすることでSEO評価が高まる」
Googleがこのような発表をしているわけではありませんが、信頼できるサイトに適切なリンクをすることでブログの信頼度が上がります。つまりSEO効果があるということ。
と言っても間接的なSEO効果ですが、ブログの信頼度が上がると言える理由がこちらです。
- 「ユーザー視点」
検索から 訪問してくるユーザーが求めているもの、それは信頼できる情報です。
一次情報などの引用を信頼性・権威性があるサイトにすることで情報の信憑性「価値」が高まります。結果、引用をしたブログの信頼度にもつながります。 - 「Google視点」
「Googleはユーザーの利便性を第一に考えています」と、Googleが掲げる10の事実で公言しています。
適切な発リンクをすることでユーザーの利便性が高まり、結果Googleの評価につながるのです。
発リンクのデメリット
前述した通り発リンクにはいくつかのメリットがあります。
ですが、気をつけなければならないポイントもあるので見てみましょう。
実際に発リンクのデメリットと言えるのが以下の3つです。
- 関連性のないリンクを貼ることで信頼度低下の原因に
- ユーザーが離脱する可能性が高まる
- 質の悪いWebページにリンクするとペナルティ対象になる
発リンク(外部サイトへのリンク)や内部リンク(ブログ内のリンク)どちらにも言えることですが、関連するページにリンクを飛ばすのがポイントです。
全く関連性がないページへのリンクは評価につながりません。
そればかりか、質の悪いページへのリンクだと評価を落とす原因になってしまいます。ここはしっかり覚えておきたいところです。
また、リンクで他のページに飛ばすわけですからユーザーの離脱につながってしまいますがここは仕方ないことだと言えます。
とは言え、それ以上に適切な発リンクをすることで得られるメリットの方が大きいのはたしかです。
当ブログ「ブロ活」へのリンクについて【リンクフリー】
今回はリンクフリーやリンクジュースについて解説しました。
結論
リンクフリー(Link Free)とは、Webサイト運営者が他サイトに向けて「自由にリンクしてもいいですよ」という意思表示をするものです。「当ブログはリンクフリーです」このように使います。
繰り返しになりますが、関連性がある信頼のおけるページであれば積極的に発リンクする。状況は年々変わりますが、現時点ではSEO的にこれが正解だと言えます。
リンクジュースが流れるから、全ての発リンクに「nofollow」を付ける。
これは一昔前のSEO対策のやり方です。
「nofollow」を付ける場合は、リンク先のページが信頼できないまたは関連性のないとき。
アフィリエイトリンクには「sponsored」。A8などで用意されているデフォルトリンクは「nofollow」ですが「sponsored」に差し替えるというのも有効な方法です。
【リンクフリー宣言】当ブログへのリンク


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リンクに参加する条件はたった1つ。当ブログのコンテンツ「文章・画像」を「引用」や「出典」して貼っていただくこと。許可の連絡は一切不要です。
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ブログ名 | ブロ活 |
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