
世界のサイトやブログ市場のシェアを知りたい



国内のWordPressのシェアはどうなんだろう?無料ブログと比較したデータを見たい
このような疑問に応えるのが今回の記事です。早速ですが、まずは疑問の答えをご覧ください。
- 【世界】Webサイトの43%がWordPressで作られている
- 【国内】Webサイトの84%がWordPressで作られている
- 【国内】ライブドアブログのシェアが第5位「1.6%」
- WordPressとライブドアブログを比較して51倍の差がある・はてなブログやAmebaブログは20位以下の圏外
WordPressが一体どれほどのシェアなのか?無料ブログと比較してどうなのか。気になりますね。
それでは中の記事を見てみましょう。
WordPressとは
この記事にたどり着いた方なら、大抵の方がWordPressをご存じかと思います。
ねんのため「WordPressとは?」ということで、ポイントだけおさらいしましょう。
WordPressとは、ブログやサイトを作成するための無料ソフトです。
デザインの元になる「テーマ」や機能を拡張させる「プラグイン」が豊富なので、プログラミングができない方でも使うことができます。
ただし使いこなせるまでが初心者では難しくある程度の慣れが必要です。
WordPressの特徴
- 【世界シェアNo.1】世界や特に日本で圧倒的なシェアを誇る
- 多くの国内企業や大手メディアサイト・著名人のブログがWordPressで作られている
- オープンソースで無料配布されている
- 無料ブログ(ライブドアブログやはてなブログなど)に比べると難易度が高い
- HTMLやCSS・PHPといったプログラミング知識がなくても使いこなせる
ソフトウェアを形作るプログラム(ソースコード)を無償で一般公開し、誰でも自由に使える状態のこと。改良・再配布などを自由に行うことができる。
WordPressは世界はもちろんですが、特に国内で圧倒的なシェアを誇ります。
言ってしまえばあなたが調べ事をしたときに見ているサイトのほとんどはWordPressで作られているかもしれません。その位の人気ブログ作成ツールということです。
多くの国内企業や大手メディアサイトがこのWordPressで作られています。
著名人がよく使うのはAmebaブログが有名ですが、WordPressで本格的なブログ運営をする著名人もわりと多くいます。
これについてまとめた記事があります。どんな企業、著名人がWordPressを使っているのか気になる方はそちらも合わせてご覧ください。
WordPressがここまで普及した理由
WordPressが普及した理由は本格的なプロ志向のブログ作成ツールなのにHTMLやCSS、PHPのプログラミングスキルがなくても1人で運用できてしまうところでしょう。
ただし、無料ブログのように完全初心者がその日から書けるというわけにはいきません。ある程度のWordPress知識が必要になるというデメリットもあるというのも事実です。
ですがSEOに強くカスタマイズ性豊富なWordPress。
WordPressを使いこなすことで、きっとあなたのビジネスを加速してくれることでしょう。
【世界】WordPressの市場シェア – 2022年最新
それでは見ていきましょう。
まずは世界のシェアからです。
見比べれば一目瞭然。世界のWebページは、シェア2位以下に圧倒的大差をつけてWordPressが王者ということがわかります。


ちなみにシェア第二位のShopify(ショッピファイ)は、ジャンルが違うECサイト(ネット通販サイト)を作るのに特化したツールです。
ジャンル違いのShopifyを抜かすと、やはりWordPress断トツの独走シェアということがわかります。


- WordPress… 43.0%
- Shopify… 4.2%
- Wix… 2.3%
- Squarespace… 2.0%
- Joomla… 1.6%
- Drupal…1.2%
- アドビシステム…1.1%
- Googleシステム…0.9%
- Bitrix…0.8%
- Webflow…0.6%
参考 : Usage statistics of content management systems | W3Techs
このように世界のWebページは、WordPress一色といっても過言ではないほどの状態です。
複数のサイト・ブログ作成ツールが束になっても届かないほどの差がついているのが現状になります。
【国内】WordPressの市場シェア – 2022年最新
世界のWeb事情を把握したところで、我々の国日本を見てみましょう。
なんと、驚くべきことにWordPressの国内シェアは84.5%。
完全に無双状態。WordPressの一人勝ちです。




- WordPress… 84.5%
- アドビシステム… 2.7%
- Shopify… 2.0%
- EC-Cube… 1.9%
- ライブドアブログ… 1.6%
- カラーミーショップ… 1.3%
- ジャストシステムホームページビルダー… 1.2%
- MakeShop Japan… 1.2%
- Jimdo… 0.7%
- フューチャーショップ… 0.6%
- Wix… 0.4%
- WebSphere Studio… 0.4%
- a-ブログcms… 0.3%
- Drupal… 0.3%
- 組み替え可能な活字… 0.3%
- Zendesk… 0.3%
- ギャツビー… 0.2%
- 具体的なCMS… 0.2%
- Googleシステム… 0.2%
- HubSpot CMS… 0.2%
参考 : Distribution of content management systems among websites that use Japanese | W3Techs
WordPressと無料ブログ
国内にはいくつか無料ブログサービスがあります。
- ライブドアブログ
- はてなブログ
- Amebaブログ
- FC2ブログ
- note
2022年最新のデータで見ると、主要な無料ブログで一番利用者が多いのがライブドアブログ。多いと言っても5位ですが、一般的に使われる無料ブログの中ではライブドアブログの利用者が一番多いようです。
ライブドアブログといえば2chまとめサイト。ライブドアブログ内に2chまとめ専用のランキングがありますし、あのようなジャンルの集客はSEOメインではないのでコアアップデート関係なしに強いサイトが残ります。その結果、ある程度の需要を獲得できているのが予想できるわけです。
また、無料ブログの中ではわりとユーザー数が多そうなはてなブログですが、20位圏内にランクインしてません。5年~7年ほど前はいわゆるはてなブログ全盛期でWordPressより人気があった印象でした。
現にはてなブログ全盛期に、ヒトデさんといったインフルエンサーが誕生しています。
関連した記事に「有名ブロガーが使う「テーマやレンタルサーバー」&「月100万以上稼げる理由」を徹底分析」があります。興味がある方は合わせてどうぞ。
数年前はまずは無料ブログで始めて、軌道にのったらWordPressに移行しようというのが一般的なブログ運営の流れでした。
現在のブロガー事情は少し違って、WordPressからブログを始めるという人が増えてきた印象です。
無料ブログだと、広告制限やプラットフォームに従わなければならないルールがあります。長期的なブログ運用を考えるならやはりWordPressといったところでしょうか。
まとめ – ブログを本気で運用するならWordPress一択
たしかに調べ事をしていると、WordPressのサイトばかりが目立ちます。
圧倒的シェアだから検索上位がWordPressでうめ尽くされているのか、それともSEOに強いからWordPressが上がっているのかわかりません。
ただここまでシェアを伸ばしているのは、やはりそれ相当のメリットがあることにほかならないでしょう。
WordPressのメリット・デメリットについては別記事で解説しますので、よろしくお願いします。
国内でブログを本気で運用したいのであれば、WordPressで間違いないのかもしれません。
今回の記事は以上になります。
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ありがとうございました!
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